楽しみを持ち続けることができる治療、
それは食事である
みなさん、こんにちは
「楽しみを持ち続けることができる治療、それは食事である」
「食事は痛みのない治療なんです」
こう語るのは、大妻女子大学の川口美喜子先生
第8回ワンステップのおしゃべり会4月16日(日)のゲストです!
昨年の末に行われた日本肺癌学会学術集会の患者プログラムで、先生は講演されたのですが、その時の様子をフウチさんが語ってくれました!
大妻女子大学の川口先生のプログラムが興味深かったです。私の印象に残ったのは、毎日の食事に関する下記3点についてのお話しでした。
・栄養摂取量の確保で体重減少を防ぐ
・栄養障害を防ぐ食事の工夫のしかた
・栄養剤で副作用軽減
とても分かりやすく、ためになるお話しでした。
現在、抗がん剤の副作用で皮膚の炎症がでています。 皮膚の炎症を抑えるために処方してもらったステロイド剤服用の効果で、皮膚の炎症そのものは良くなってきたのですが、やはりステロイド剤は副作用が強く、睡眠薬を飲んでも夜中の3時に目が覚めてしまう状態で、朝からだるかったり、これまで感じたことの無いようなのどの渇き・脱水症状がありました。こういった副作用が強いため、皮膚の炎症が落ち着いてきた(ただ、完全に治まった訳ではありません)ので、ステロイド剤の服用を止めたいと考えていたところです。
私の体調はこういった状況だったのですが、セミナーの中で、アバンドという飲料タイプの栄養剤が筋力や皮膚の再生を促す効果があるとお話しがあり、このセミナー全体を通して説得力のあるお話しをいただいた川口先生を信じて「これなら試してもいいかも?」と、学会から戻ってきてから飲んでみようと思ったところです。
そうしたら偶然にも通院している病院の薬局で、このアバンドを発見し、飲んでみたところ数日で皮膚の炎症がほぼ消えてしまいました。何が効いているのが素人ながら気になって調べてみたところ、アバンドには中鎖脂肪酸というモノが入っており、これが筋力や皮膚再生化を促す効果があるようです。川口先生のセミナーで勉強したことを言葉にすると、「身体の中で不足している栄養素を足すことで体調が改善できた」・・・ということでしょうか。
セミナーのなかで「食事は痛みのない治療なんです」というお話がありましたが、それを実感した瞬間でした。なんて表現すればいいのかわかりませんが、「食事ってすごいな」という感じです。
また、がんになると栄養摂取量(栄養摂取効率)が低下し、それは体重減少という形になって体に現れます。そうなると栄養障害やたべてもたべても痩せてしまう状況(これを悪液質というようなのですが)を更に招き、生活の質(QOL)の低下につながるというお話しもありました。
更に、食事は治療だけでなく生きる喜び・気力になるともお話しがあり、「楽しみを持ち続けることができる治療、それは食事である」と感じました。「食事のチカラ」のすごさについて改めて気付かされたところです。
これからもたくさんの食事をすることになりますが、一食一食を大切にしていきたいと思いました。
※みなさま、募集開始しております。下から応募です。
いつもの小グループに分かれてのおしゃべりタイムもあります。
ぜひ、ご参加ください。
◆開催 4月16日(日曜日)
◆開場 12:30
◆開始 13:00
◆終了 16:00
◆場所:大妻女子大学
最寄駅は市ヶ谷、九段下、半蔵門です。
教室までのアクセスは別途参加者に決まり次第連絡します。
参加費:500円(釣り銭のないようご準備ください)
定員 :110名(申込順。会場の都合上、人数上限があります)
参加ご希望の方は・・・
今回からイベント用サイト(イベントンeventon)を使って参加の申込をお願いします。
キャンセルもご自身でできます。また、満席になってもキャンセル待ちでの申し込みもできます。
※注意※
申し込みにはパソコンメールからの受信が必要になります。
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